防犯カメラシステムを新設・更新する際に必ず直面するのが「ネットワーク(IP)カメラとアナログHDカメラ、どちらを選ぶべきか」という問いです。それぞれに異なる強みがあり、設置環境・予算・既存インフラによって最適な選択が変わります。本記事では、両方式の特徴・コスト・拡張性を比較し、日本の防犯現場に即した選び方をご案内します。
IPカメラはデジタルデータとしての映像をLANケーブル経由でNVRや録画サーバーに送信します。PoE給電対応モデルであればLANケーブル1本で設置可能です。解像度・AI機能・暗視性能など技術的な発展が著しく、HIKVISIONのスタンダードシリーズ(DS-2CD2046G2、DS-2CD2146G2など)は多彩なラインナップを揃えています。
HIKVISIONのアナログHDカメラ(4 in 1 Turbo HD)はTVI・AHD・CVI・CVBSの4規格に対応したマルチフォーマット方式です。同軸ケーブルを使用するため、既存のアナログインフラをそのまま活用できるメリットがあります。
| 比較項目 | ネットワーク(IP)カメラ | アナログHD(Turbo HD)カメラ |
|---|---|---|
| 伝送方式 | LANケーブル | 同軸ケーブル |
| 給電方式 | PoE(LAN経由)またはAC電源 | AC電源またはPoC(同軸経由) |
| AI機能 | AcuSense・顔認識等 対応豊富 | 限定的 |
| 既存インフラ活用 | LANインフラが必要 | 同軸インフラをそのまま活用可 |
| 拡張性・将来性 | 高い | やや限定的 |
| 設定の複雑さ | やや複雑 | シンプル |
配線工事を一から行う場合、PoE対応IPカメラシステムが長期的な拡張性・AI活用の観点から有力な選択肢です。
同軸ケーブルが既設の場合、Turbo HDアナログカメラへの更新であれば配線工事を最小限に抑えられます。段階的なIPシステムへの移行も可能です。
同軸ケーブルはノイズ耐性が高く、製造現場では依然としてアナログHDシステムが選ばれるケースがあります。
A. HIKVISIONのDVRにはHD-TVI入力のほかにIPカメラ入力にも対応したモデルがあります。詳細は各DVRの仕様をご確認いただくか、販売代理店にお問い合わせください。
A. 同軸ケーブルの老朽化や機能拡張(AI機能・遠隔管理)が必要になったタイミングが移行を検討するよい機会です。段階的移行もご相談ください。
ネットワークカメラは将来性・AI機能・拡張性に優れ、アナログHDカメラは既存インフラの活用・シンプルな運用に強みがあります。設置環境・予算・将来計画を踏まえ、最適な方式をお選びください。
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