屋内LEDディスプレイの選び方:ピクセルピッチ・輝度・サイズの基礎知識

Feb 13, 2026

屋内LEDディスプレイって何が違うの?まず基本用語から

商業施設や企業ロビー、イベント会場、会議室など、あちこちで見かけるようになった屋内LEDディスプレイ。でも「どれを選べばいいか正直わからない」という方も多いのではないでしょうか。まずは選び方の土台となる基本用語を一緒に確認しましょう。

ピクセルピッチ(Pixel Pitch)

ピクセルピッチとは、画素(LEDの点)と点の間隔をミリ単位で表した数値です。数値が小さいほど画素が密集していて高精細な映像になります。会議室や展示ブースなど近くで見る場面ではP1.5〜P2.5程度の小さいピクセルピッチが向いていて、ショッピングモールの吹き抜けなど遠くから見る場合はP3〜P5でも十分きれいに見えます。

輝度(Brightness)

輝度はディスプレイの明るさを示す指標で、単位はnit(カンデラ毎平方メートル)です。屋内環境では一般的に800〜1500nit程度あれば快適に視認できます。窓に近い明るいロビーや、照明が強いイベント会場では少し高めの輝度を選ぶと安心です。

リフレッシュレートとコントラスト比

リフレッシュレートは1秒間に画面が更新される回数で、3840Hz以上あるとカメラ撮影時のフリッカー(ちらつき)が出にくくなります。コントラスト比は明暗の差を表し、数値が高いほど映像にメリハリが生まれます。展示会や放送スタジオなど映像品質にこだわる現場では、この2つも忘れずにチェックしましょう。

HIKVISIONのSolidシリーズ:固定設置に最適な定番モデル

私たちHIKVISIONのSolidシリーズは、壁面や専用スタンドに固定して使う屋内LEDディスプレイのラインナップです。企業のエントランスホール、会議室のメインスクリーン、デジタルサイネージなど「しっかり設置して長期間使いたい」という用途にぴったりです。

キャビネット構造が堅牢で、モジュール交換によるメンテナンス性の高さも特長のひとつ。万が一一部のLEDが不具合を起こしても、その箇所だけ交換できるので長期運用コストを抑えられます。ピクセルピッチはP1.5からP4まで幅広くラインナップしており、設置場所と視聴距離に合わせて選べます。弊社のLEDビジョン製品ページでは各モデルの詳細スペックをご確認いただけます。

HIKVISIONのFlexシリーズ:曲面・変形設置に対応するフレキシブル型

Flexシリーズは、その名のとおり柔軟に変形できるフレキシブルLEDディスプレイです。湾曲した壁面や円柱、波型のインスタレーションなど、従来のフラットパネルでは対応できなかった形状にも取り付けられます。ショッピングモールのアートウォールや、ホテルロビーの円柱ラッピングなど、デザイン性を重視した空間演出に活躍します。

モジュール自体が曲げられる構造なので、設計段階から「こんな形にしたい」というビジョンを形にしやすいのが魅力です。屋外用途と室内用途では防水規格が異なりますので、屋外LEDスクリーン導入ガイドもあわせて参考にしてみてください。

設置環境別の選定ポイント早わかり表

どのモデルが自分の現場に合うか迷ったときは、下の表を参考にしてみてください。視聴距離とピクセルピッチの関係を中心にまとめています。

設置環境 推奨ピクセルピッチ 推奨輝度 おすすめシリーズ
会議室・小ホール(視聴距離1〜3m) P1.5〜P2.0 800〜1000nit Solidシリーズ
企業ロビー・受付(視聴距離3〜5m) P2.0〜P2.5 1000〜1200nit Solidシリーズ
ショッピングモール・大型施設(視聴距離5m以上) P3.0〜P4.0 1200〜1500nit Solidシリーズ
円柱・湾曲壁面・変形設置 P2.0〜P3.0 1000〜1200nit Flexシリーズ
展示会・イベント(短期設置) P2.5〜P3.0 1000〜1200nit Flexシリーズ

導入前に確認しておきたいポイント

LEDディスプレイを導入する際、スペック以外にもいくつか確認しておくと後悔しません。まず設置場所の電源容量です。大型スクリーンは消費電力が大きいため、既存の電源設備で対応できるか事前に確認しましょう。次にコンテンツ管理システム(CMS)との連携。日々の映像や広告を更新するためのソフトウェアが使いやすいかどうかも運用コストに直結します。

また、設置後のサポート体制も大切なチェックポイントです。私たちHIKVISIONでは、導入後のメンテナンスや部材調達についてもサポートしています。スマートディスプレイ製品と組み合わせることで、コンテンツ配信や遠隔管理をよりスムーズに行えるシステム構成も提案可能ですので、ぜひご相談ください。

まとめ:用途と視聴距離から逆算して選ぼう

屋内LEDディスプレイ選びのコツは「どこで、誰が、どのくらいの距離から見るか」を最初に決めることです。視聴距離が決まれば適切なピクセルピッチが絞れて、設置環境の明るさから輝度も自然と決まってきます。固定設置ならSolidシリーズ、デザイン重視の変形設置ならFlexシリーズというのが基本の考え方です。

スペック表を眺めるだけでは判断しにくい部分も多いので、迷ったときは私たちHIKVISIONに気軽にご相談ください。現場の条件をヒアリングしたうえで、あなたの用途に合った最適なモデルをご提案します。

よくある質問(FAQ)

Q1. ピクセルピッチはどうやって決めればいいですか?

おおまかな目安として、視聴距離(メートル)≒ ピクセルピッチ(mm)と覚えておくと便利です。たとえば3m離れて見るなら、P2.5〜P3.0が扱いやすいサイズ感です。

Q2. 屋内用と屋外用のLEDディスプレイは何が違うの?

最大の違いは輝度と防水性能です。屋外用は直射日光に対応するため5000nit以上の輝度が必要で、雨風への耐候性(IP65以上)も求められます。屋内用はその分コストを抑えられ、画素の細かさ(高精細)に注力できます。

Q3. 設置サイズはどのように計算しますか?

LEDディスプレイはキャビネット(パネルユニット)を組み合わせてサイズを作るため、キャビネット1枚のサイズの倍数が基本になります。希望する縦横比や設置スペースに合わせて、担当者と一緒にレイアウトを設計するのが確実です。

Q4. 導入後のメンテナンスはどうすればいいですか?

LEDモジュールは前面または背面からのモジュール交換で対応できる製品がほとんどです。HIKVISIONのSolidシリーズは保守用スペアモジュールも用意しているため、長期運用でも安心してお使いいただけます。

Q5. 小ロットでも導入できますか?

はい、会議室1室分の小規模設置から、大型商業施設向けの大規模設置まで対応しています。予算や設置スペース、用途をお伝えいただければ、弊社スタッフが最適なプランをご提案します。

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