DeepinView AIカメラで実現する顔認識・人物検知の高度な監視システム

Feb 02, 2026

DeepinView AIシリーズって何が違うの?

従来の防犯カメラの役割は「映像を記録すること」でした。でも、それだけでは事件が起きた後に映像を確認するだけで、リアルタイムの対応が難しいという場面も多かったはずです。

私たちHIKVISIONのDeepinView AIシリーズは、カメラ本体にディープラーニングAIを搭載し、映像を撮るだけでなく「考えるカメラ」として機能します。顔認識・人物属性推定・車両ナンバー認識といった高度な映像分析を、リアルタイムでカメラ単体が実行できるのが最大の特徴です。弊社の防犯カメラ製品一覧の中でも、特にAI機能を追求したハイエンドラインナップとして位置付けられています。

DeepinView AIカメラの主なAI機能

DeepinView AIシリーズが対応するAI機能は多岐にわたります。それぞれどんなことができるのか、ざっくり整理してみましょう。

AI機能 できること 主な用途
顔認識 人物の顔を検出・照合 入退室管理、不審者検知
人物属性推定 性別・年齢・服装・持ち物を推定 行方不明者の捜索、マーケティング分析
車両ナンバー認識(LPR) ナンバープレートをリアルタイム読み取り 駐車場管理、不審車両の検知
人流カウント 通行人数・滞留人数を自動集計 店舗・施設の混雑管理
行動検知 転倒・侵入・徘徊などの異常動作を検出 工場・介護施設・公共エリアの安全管理

これらの機能がすべてカメラ本体の中で処理されるのがポイントです。別途AIサーバーを用意する必要がないので、コストを抑えながら高度な分析を導入できます。

どんな場所で使われているの?活用シーン紹介

DeepinView AIカメラは、さまざまなシーンで活躍しています。具体的なイメージをつかみやすいよう、代表的な活用例を紹介します。

  • 商業施設・ショッピングモール:顔認識で過去に問題を起こした人物を入口で検知し、スタッフにアラートを通知。同時に人流カウントで混雑状況をリアルタイム把握。
  • オフィス・データセンター:入退室管理システムと連携し、顔認証で特定エリアへのアクセスを制御。共連れ入室なども検知可能。
  • 駐車場・物流施設:車両ナンバーを自動認識して入出庫を記録。不審車両や無断駐車を即座に検出。
  • 介護施設・医療機関:転倒検知や徘徊アラートで、スタッフが気づく前に異常を通知。入居者の安全を24時間サポート。
  • 公共施設・交通インフラ:広角カバレッジ対応モデル(iDS-2CD7547G0-XZHSなど)を活用し、広いエリアを少数カメラでカバー。

エッジAIだからこそのメリット

HIKVISIONのDeepinView AIシリーズはエッジAI(カメラ本体でのAI処理)を採用しています。クラウドやサーバーにデータを送って分析するのではなく、カメラがその場で判断します。

これによって得られるメリットは大きく3つあります。まず低遅延:クラウドへの通信待ちがないため、異常を検知した瞬間にアラートを発報できます。次に低通信負荷:生映像を常時送信する必要がなく、ネットワーク帯域を大幅に節約できます。そしてプライバシーへの配慮:顔画像などの個人情報が外部に送出されないため、セキュリティポリシーへの対応も容易です。

特に工場やデータセンターのように、映像データの外部流出を避けたいケースでは、エッジAIの安心感は大きいですよね。

AcuSeekとの組み合わせで映像検索がぐっと楽になる

「あの日の17時頃、黒いジャケットの男性がエントランスを通ったはず…」という場面、あなたも想像できますよね。従来は何時間分もの録画映像を手動で巻き戻して確認していましたが、DeepinView AIカメラで記録された映像はAcuSeek(アキュシーク)と組み合わせることで劇的に変わります。

AcuSeekはHIKVISIONが提供するAI映像検索エンジンです。服の色・顔の特徴・持ち物・車両ナンバーなど、複数の条件を組み合わせて対象人物や車両を映像データベースから高速検索できます。DeepinView AIカメラがエッジで生成したメタデータ(属性情報)をAcuSeekが活用するため、検索精度が非常に高くなります。

事件・事故後の調査時間を大幅に短縮できるだけでなく、日常的な人流分析やマーケティングデータの収集にも活用できます。映像資産を「記録」から「活用できる情報」へと変える仕組みです。

他のHIKVISIONカメラシリーズとの使い分け

DeepinView AIシリーズはとても高機能ですが、すべての場所に必要かというと、そうではありません。目的や予算に合わせて選ぶのが賢い使い方です。

たとえば夜間の駐車場や屋外エリアでは、フルカラー夜間撮影が得意なColorVu 3.0シリーズとの組み合わせが効果的です。カラー映像で人物の服装・車両の色を鮮明に記録しつつ、DeepinView AIで顔認識や属性分析を補完するといった構成も可能です。広い施設の場合はPTZカメラと組み合わせ、AIで検知した対象をPTZが自動追尾するシステムも構築できます。

まとめ:「見る」から「判断する」カメラへ

DeepinView AIシリーズは、防犯カメラの概念を「映像を見る道具」から「現場で判断・通知する知的デバイス」へと引き上げてくれます。エッジAIによるリアルタイム分析、顔認識・人物属性推定・車両ナンバー認識、そしてAcuSeekとの連携による高速映像検索まで、セキュリティ運用の効率を根本から変える可能性を持っています。

「うちの施設に合うかな?」と思ったら、ぜひ私たちHIKVISIONにご相談ください。導入規模・用途・予算に合わせた最適なシステム構成をご提案します。

よくある質問(FAQ)

Q1. DeepinView AIカメラはインターネット接続が必須ですか?

いいえ。エッジAI処理のため、カメラ本体がローカルネットワーク内で動作します。クラウドへの常時接続は不要で、閉域ネットワーク環境でも安心して運用できます。

Q2. 顔認識データの管理はどうなっていますか?

顔画像などの個人情報はカメラ本体またはローカルのレコーダー内で処理・保存されます。外部サーバーやクラウドへの自動送信は行われないため、個人情報保護の観点からも扱いやすい設計です。

Q3. 既存の監視システムに後から追加できますか?

DeepinView AIカメラはHIKVISIONのNVR(ネットワークビデオレコーダー)シリーズと組み合わせることで、既存システムへの組み込みが可能です。詳細は弊社サポートまでお問い合わせください。

Q4. AcuSeekを使うには専用サーバーが必要ですか?

AcuSeekはHIKVISIONの映像管理プラットフォーム(iVMS-4200やHikCentral)と連携して動作します。規模によってはNASや小型サーバーでも対応できるケースがありますので、導入規模に合わせてご相談ください。

Q5. DeepinView AIシリーズの代表的な機種を教えてください。

マルチレンズ・広角カバレッジ対応のiDS-2CD7547G0-XZHSが代表機種の一つです。1台で広いエリアをカバーしながら高精度なAI分析が可能で、商業施設や公共エリアへの導入実績があります。詳細なラインナップは弊社の製品ページをご確認ください。

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