Hikvision、ネットワークカメラ分野で世界初となるEUCC認証を取得

Jul 14, 2026

2026年7月3日 ― Hikvisionは、DeepinViewネットワークカメラシリーズ(iDS-2CD7x)が、EUCC(European Cybersecurity Certification Scheme on Common Criteria:欧州サイバーセキュリティ認証制度)の認証を取得したことを発表しました。

今回の認証取得は、CCTVカメラ分野において世界で初めてEUCC認証を取得した製品となる画期的な成果です。Hikvisionは、本認証取得を通じて、高度な製品セキュリティの実現と、コンプライアンスに基づいたデジタルガバナンスへの取り組みをさらに強化してまいります。

本認証は、オランダ・デジタルインフラ庁(RDI)より認可を受けた独立認証機関であるTrustCB B.V.によって発行されました。また、包括的なセキュリティ評価は、世界的に認知された第三者評価機関であるBureau Veritas Cybersecurity Europeにより実施されました。

認証評価は、ISO/IEC 15408(Common Criteria)およびCEM:2022 R1規格に準拠して実施され、認証取得対象となったiDS-2CD7xシリーズは、EUCCにおける「Substantial」保証レベルを満たしています。本レベルは、Evaluation Assurance Level 3(EAL3)に加え、ALC_FLR.2(脆弱性修正管理)要件を含む高度なセキュリティ評価基準に対応しています。

欧州における統一的なサイバーセキュリティ環境の実現へ

欧州で新たに採用された、製品サイバーセキュリティに関する高い信頼性を持つ認証フレームワークであるEUCCは、国際的に認知されたCommon Criteria(CC)規格を基盤としています。

EUCCは、厳格な独立評価および監査プロセスを通じて、製品のセキュリティ機能、開発プロセス、脆弱性管理体制を体系的に検証することで、製品の安全性を客観的に評価します。

*本製品シリーズは、これまでにCommon Criteria(CC)認証も取得しています。

欧州連合(EU)では現在、デジタル製品の安全性強化に向けた取り組みが積極的に進められています。例えば、「デジタル要素を備えた製品」に対してライフサイクル全体にわたるセキュリティ対策を求めるサイバーレジリエンス法(Cyber Resilience Act:CRA)や、重要分野におけるサイバーセキュリティ対応義務を強化するNIS2指令などが導入されています。

こうした欧州のサイバーセキュリティ規制強化の流れの中で、EUCCは信頼性の高いセキュリティ評価基準として重要な役割を担っています。EUCCは、メーカーおよびエンドユーザーに対して、統一された信頼性の高いコンプライアンス証明を提供し、政府機関、重要インフラ、エネルギー、交通など、高度なセキュリティが求められる分野における重要な判断基準となっています。

「Security-by-Design」に基づく体系的なセキュリティアプローチ

相互接続が進むデジタル社会において、サイバーセキュリティは単なる付加機能ではなく、信頼性を支える重要な基盤へと変化しています。

カメラ分野で世界初となるEUCC認証取得は、Hikvisionが推進する体系的な「Security-by-Design(設計段階からのセキュリティ確保)」アプローチを示すものです。製品の企画・設計、研究開発、評価、提供、運用・保守に至るまで、製品ライフサイクル全体にセキュリティ原則を組み込むことで、Hikvisionは製品セキュリティを開発初期段階から継続的に管理しています。

今回の認証取得により、iDS-2CD7xシリーズが備える主要なセキュリティ機能が評価されました。対象となる領域には、本人認証、アクセス制御、安全な通信、セキュリティ監査、脆弱性管理などが含まれます。

Hikvisionは本認証取得を通じて、業界におけるサイバーセキュリティ対応の新たな基準を提示するとともに、製品およびソリューションに対するグローバルな顧客からの信頼向上をさらに推進してまいります。

今後もHikvisionは、継続的なセキュリティ技術革新と堅牢なデジタルガバナンスへの取り組みを推進し、より安全で信頼性の高いAIoT製品・ソリューションを提供することで、安全なデジタル社会の実現に貢献してまいります。

Hikvisionのサイバーセキュリティへの取り組みについては、以下をご覧ください。

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