防犯カメラを選ぶうえで「夜間でも鮮明な映像を撮れるか」は最重要ポイントの一つです。従来の赤外線(IR)カメラは長年にわたり夜間監視の標準でしたが、近年HIKVISIONが展開する「ColorVu」シリーズの登場により、夜間でもフルカラー撮影が可能な選択肢が急速に普及しています。本記事では両方式の仕組み・映像品質・消費電力・設置環境を徹底比較し、最適な選択をご案内します。
赤外線LEDを搭載し、人間の目には見えない近赤外線光(波長850nm または 940nm)を照射します。センサーがその反射光を捉えて白黒映像を生成します。動きや輪郭の確認には適しますが、衣服・車両の色など「色情報」を証拠として残すことができません。
F1.0大口径レンズと高感度CMOSセンサーにより、わずかな周囲光からフルカラー映像を生成します。ColorVu3.0世代では最低照度0.0005 Lux(F1.0・AGC ON時)を実現し、補助白色LEDにより照射距離最大30mでの完全暗所フルカラー撮影が可能です。
ポイント:赤外線は「動きを捉える」、ColorVuは「証拠に使える色情報を残す」ことに優れています。
| 比較項目 | 赤外線カメラ | ColorVu3.0カメラ |
|---|---|---|
| 夜間映像 | 白黒(モノクロ) | フルカラー |
| 最低照度 | 製品により異なる | 0.0005 Lux @ F1.0(AGC ON時) |
| 補助光照射距離 | 製品により異なる | 最大30m(白色LED) |
| 補助光の視認性 | 不可視(赤外線) | 可視(白色光) |
| 証拠としての色情報 | なし | あり |
| 抑止効果 | 低い | 高い |
ColorVu3.0シリーズのうちDS-2CD2347G2-LUは最大6W(12V DC)・最大7.6W(PoE)、スマートライトモデル(DS-2CD2T47G3-LIS2UY等)は最大17W(12V DC)・最大18W(PoE)です。スマートライトLEDモードでは動き検知時のみ点灯するため、常時点灯に比べて消費電力を抑えられます。赤外線モデルの消費電力は製品・照射距離により異なりますので、各製品ページをご確認ください。
活用ヒント:重要なポイント(出入口・レジ周り)にColorVu、遠距離監視エリアに赤外線カメラを組み合わせるハイブリッド構成が、コストと証拠品質を両立させる有効な選択肢です。
ColorVu3.0シリーズにはバレット型・ドーム型・バリフォーカル対応など多様なモデルが揃っています。代表的なモデルとしてDS-2CD2T47G3-LIS2UY、DS-2CD2T87G3-LIS2UY、DS-2CD2787G3T-LIZSY、DS-2CD2687G3-LIZS2UY、DS-2CD2047G3-LI2UY などがあり、用途や解像度に応じて選択できます。各モデルの詳細スペックは公式サイトまたは販売代理店にてご確認ください。
A. はい。HIKVISIONのNVRはColorVuカメラと赤外線カメラを同一システムで混在管理できます。重要な監視ポイントから順次置き換えるアプローチが一般的です。
A. スマートライトモードを活用することで、常時点灯を避け動き検知時のみ点灯させることができます。照射方向の調整も可能ですので、設置時にご相談ください。
A. はい。ColorVu3.0は内蔵白色補助LEDにより、完全暗所でもフルカラー映像を記録できます。白色光の照射距離は最大30m(DS-2CD2347G2シリーズ等)です。製品ごとに仕様が異なりますので公式サイトをご確認ください。
赤外線カメラとColorVuカメラはそれぞれ異なる強みを持ちます。「色情報を証拠として残したい」「抑止効果を高めたい」場合はColorVu、「長距離監視」「省電力運用」が優先される場合は赤外線カメラという考え方が選定の基本です。HIKVISIONでは両シリーズを豊富にラインナップしており、設置環境・用途に応じた最適な組み合わせをご提案しています。
| 赤外線カメラ | ColorVuカメラ | |
|---|---|---|
| おすすめ環境 | 長距離・省電力・コスト優先 | 証拠品質・AI活用・抑止効果優先 |
| 夜間映像 | 白黒 | フルカラー |
| 製品例 | DS-2CD2046G2など | DS-2CD2T47G3-LIS2UYなど |
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